建築環境シミュレーション

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TRNCOM,COMIS-J

COMIS-J

COMIS-Jとは

COMIS-Jとは、建物の換気計算診断設計ツールです。
これまで、換気解析プログラムの多くは1つの空間を対象に換気解析が行われ、その結果を基に必要な換気量や換気設備を選んできました。
しかし、実際の建物は多数室であり、単一空間を対象にした換気解析の結果では、換気量や使用する換気設備などの妥当性に問題が残ります。
COMIS-Jは、そのような問題に対応し、建物内の全ての空間を個別に換気状況を診断する多数室の換気解析ツールとして開発されました。
建物内の全ての空間を考慮した、空気の汚染度の診断や換気量・換気経路の設計ができます。
また、COMIS-JはTRNCOMと同じインターフェースですので、TRNCOMと同様に一貫した操作性で、入力作業から計算結果の評価・検討ができます。

COMIS-Jの構成
1.CAD入力

簡易CAD感覚で、自由にモジュールを選択して、基礎、屋根裏を含めて各階数をフロア別に形状を入力します。 さらに、アイコンを使い、換気口・換気扇・開口部など換気計算に必要な情報を追加していきます。

キャプチャー画像をクリックすると、別ウィンドウでデモムービーが再生します。

00.画面構成
COMIS-Jの操作画面です。建物の入力はTRNCOMと同じインターフェースを採っています。

01.ゾーンの作成
建物の形状を入力しているところです。入力方法はTRNCOMと同じです。

02.換気経路の作成
換気経路を入力します。TRNCOMでは窓だけで、かつ窓からの換気は考慮していませんが、COMIS-Jは
  • ・窓
  • ・扉(開口部)
  • ・給気ファン
  • ・自然換気口
  • ・階段スペース
  • ・吹き抜け
を換気経路として入力することができます。

03.換気経路の編集
入力した換気経路について、
  • ・取り付け位置、サイズ
  • ・換気性能(給気ファン、扉)
を設定します。

2.換気量・経路設計

VOCなどの汚染物質の設定をします。それらの発生量から必要換気量を求め、住まい方に基づいた換気経路が決定します。

キャプチャー画像をクリックすると、別ウィンドウでデモムービーが再生します。

04.空気質汚染源の設定
室内で発生する空気質汚染物質について、その発生源と、発生量の設定を行います。また壁材のホルムアルデヒド放散の等級について設定を行います。

3.空気質診断

建物が建つ地域の気象データ、気密性能等の住宅性能、内装材等級の設定をします。その設定に基づいて、安全性などを検証します。

キャプチャー画像をクリックすると、別ウィンドウでデモムービーが再生します。

05.住宅性能の設定
建物の気密性能、ならびに風が建物に与える圧力の影響の度合い(風圧係数)を設定します。 風圧係数は通常は初期値のままでかまいませんが、立て込んだ住宅地等では調整が必要な場合もあります。

06.気象条件の設定
シミュレーションを行う建物の建設地点に最も近いAMeDAS気象データ観測地点を選びます。使用するデータはAMeDAS拡張データより
  • ・外気温
  • ・湿度
  • ・風向
  • ・風速
です。

07.シミュレーションの実行
入力した情報をCOMISに渡し、シミュレーションを行います。COMIS-Jでは定常計算のみを行います。

4.ビューワー確認

計算結果は、建物形状とともにビジュアル化されます。室内の温度、換気回数、換気経路、二酸化炭素などの汚染物質量が確認できます。また、アイコンをクリックすると、結果をグラフで確認できます。

キャプチャー画像をクリックすると、別ウィンドウでデモムービーが再生します。

08.3Dビューワーの表示
シミュレーションの結果から
  • ・換気回数
  • ・空気質(室内空気汚染物質濃度)
  • ・換気経路
を3Dで表示します。 換気経路はその方向と換気量を矢印であらわします。これによってどの方向に室内の空気が流れているかをわかりやすく可視化します。またその他は色分けして表現します。

09.グラフの表示
シミュレーションの結果をグラフで表現します。基準値がグラフ内に同時に表示されるので、比較してどれだけ上回っているか(下回っているか)が、すぐにわかるよう表現されています。
換気経路についてもどこから(どこへ)どれだけの量の空気が移動しているかが、一目でわかります。

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